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2月のこと

2月のまだ半分も終わらぬところですが、今月は怒涛の日々を過ごしていました。


6日には東京で、天平楽府の撮影。約1年振りのメンバーとの再会に喜ぶのも束の間、すぐに撮影に突入。毎度のことながら、天平楽府は着付けとメイクにとても時間がかかるのですが、撤収の時間が決まっているため、リハーサルも短く、慌ただしく進みました。配信の予定が決まったらご案内できるかな。


そして、9日は勤務先の常葉大学短期大学部音楽科ウインド・オーケストラの定期演奏会で、私は尾高尚忠のフルートコンチェルトを学生と共演する予定でした。1月下旬からリハを重ね、準備も万端に本番を迎えるのみでした。

ところが、前日に嘔吐が止まらず、胃痛で息が吸えなくなり、その日のリハを欠席、一向に良くならず病院に駆け込みました。東京に行っていたこともあり、もしもコロナ陽性だったら、、学生と同じ舞台に立つこと、お客様を迎えることなどあってはならないと、感染症相談窓口に電話したら保健所に回してもらい、相談の上PCRを受けました。結果は陰性でほっとしましたが、こんな状態では楽器なんて吹けるわけがない、コンチェルトなんてヘビーな演奏はもってのほか、とドクターストップがかかり、、検査の結果急性胃腸炎と診断されました。


年末年始返上で練習していたこの曲を演奏できない悔しさなんかより、共演を楽しみにしてくれていた学生たち、急な対応を強いてしまった主催の先生方、なによりこの曲を楽しみに来てくださったお客様に大変なご迷惑をかけてしまったことへの申し訳なさでただただ心苦しく、本当に打ちひしがれました。これからの本番では決してご迷惑をおかけすることのないよう、早い回復と原因の特定のため、病院の先生と二人三脚で治療と予防に励んでいます。


私は小麦と乳製品のアレルギーがあるのですが、それに加え、これまで公にはしていませんでしたが内臓に持病があって粘膜が弱く、薬への耐性が低いので、治療がとても難しい患者だそうです。また、身体が演奏用になってしまっているので、歪みを取ろうとすると内臓が捻じれてしまうとも。お世話になっている病院は西洋医学と東洋医学の両方からアプローチをしてくれて、ペインクリニックもある病院なのですが、先生方は「こんなに難しいタイプは見たことがない‥」と何度も仰っておられ、想像以上に体が悲鳴を上げていることを実感しました。


現在は栄養点滴で通院しており、少しづつ食事も取れるようになってきました。早く元気な姿をお見せできるようになりたいです。


15日には、再び狛江エフエム『コマラジ』にお呼ばれし、月曜朝8時〜11時までの3時間生放送番組「KOMAE AMざきんこゆきんこ月曜日」の中の『ミュージックラポール』という、フルーティスト藤原雪さんのコーナーに出演します。

私は主にカンボジアの話をする予定ですが、藤原さんはネパールで音楽教育をされていた方とのことで、藤原さんのお話を聞けるのも楽しみです。生演奏は体調と相談次第ですが、私のCDのなかから数曲流していただくことにもなっています。


聴き方は3通り

1.ラジオを85.7MHzに合わせて聴く

2.スマホアプリ〝リスラジ” で聴く

http://listenradio.jp/

3.インターネット〝サイマルラジオ”で聴く


生放送で再放送はありませんが、タイミングが合えばぜひお聞きください。


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