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今年もありがとうございました

更新日:1月1日

今年は初めてのことに色々と挑戦させていただいた一年でした。書き残せていない今年後半の出来事を、感謝をこめて綴っておきたいと思います。


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10月後半には、アーツカウンシルしずおかの主催事業「マイクロ・アート・ワーケーション」(MAW)にて、アーティスト=旅人として、袋井と磐田に一週間滞在させていただきました。滞在中に感じた、世界と自分との往還をこちらにてありのままに綴っています。

滞在の間、旅人は毎日記事を更新することが求められており、推敲する時間もないまま記事を上げていったため、振り返って読むと稚拙な文章だなと思うのですが、その分、綺麗に整えられていない生の感情が残せているようにも思いますので、手を加えないで公開しています。

お暇な時にでも、お読みくださいましたら嬉しいです。


11月9日には、昨年もお呼びくださいました御前崎の官長寺さんにて、菊の花祭りに合わせてソロコンサートをご開催いただきました。昨年にも書きましたが、官長寺さんからは昨年の演奏終了後に早速今年の依頼をいただきましたので、一年前からスケジュールが決まっておりました。また来てほしいと思っていただけることに本当に有り難く思っております。

そのお気持ちに答えねばと、今年もフルート、笛2本、ループマシーンを駆使して、昨年よりもバリエーションに富んだ演奏内容を考えました。

お客様は檀信徒様中心でみなさんとても温かく、ブラボーのお声や、演奏後にはフルートや笛を吹いてみたいと話しかけてくださる方も多くてとても嬉しかったです。心温まる時間を本当にありがとうございました。


昨年から委員を拝命した静岡県文化政策審議会も定期的に開催され、審議会では次期静岡県文化振興基本計画の策定について議論を進めています。

11月の審議会では中間案の内容について議論がなされました。それをもとに中間案が発表され、現在パブリックコメントを募集しているところです。

審議会では、委員の末席として、他の委員のみなさまの見識の深さに感嘆したり、自分の意見を上手く伝えられない不甲斐さを感じたりしながら、静岡県の文化振興にとってどのようなことが必要かを真剣に考えてきました。文化政策課の職員のみなさまも、驚くほど少ない人数で膨大なお仕事量をこなしながら、静岡の文化振興のために日々奔走してくださっています。

こうしてそれぞれの立場の方が真剣に静岡の文化を思っている一方で、静岡の長く豊かな歴史に育まれた文化芸術・民俗芸能・生活文化の多様性ゆえに、当事者の実情や課題を正確に把握していく難しさがあることも、委員を拝命してから益々感じるところです。

県民のみなさま、県内の文化芸術に携わるみなさま、ぜひパブリックコメントへご意見をお寄せくださいましたら幸いです。詳細はこちらからご覧ください。


11月30日には、常任理事を務めている静岡県フルート協会にて、私の4スタンスの先生の高瀬麻衣子先生を静岡にお呼びして、4スタンスのワークショップを開催いたしました。

コロナ禍から高瀬先生のレッスンを受け始めて、大学の生徒たちも見ていただきましたが、いつか公開のワークショップを開催したいと思っていたところ、様々な条件が上手くはまり実現することができました。

参加者25名のタイプチェックを含む贅沢な内容とし、先生にはかなりのご負担をおかけしましたが快くお引き受けいただきまして有り難かったです。

4スタンス理論と自分のタイプを知ると、これまでの苦労は何だったのだろうと目から鱗の連続ですが、今回も参加者のみなさんから、驚きや喜びの声が次々とあがる最高の学びの時間となりました。

さらに、もっと知りたいと私のレッスンを受けに来てくださるかたも。資格を取って本当に良かったと思います。先月にはなんと新潟からもお越しいただきました!

11月〜12月にかけては、勤務先の常葉大学教育学部にて、木管楽器講座の授業を行いました。音楽専攻の学生さんたちに向けた、木管楽器全般の知識と奏法を学ぶ授業で、毎年とても楽しみにしている時間です。

履修する学生さんは、ほぼ全員が木管楽器未経験者なのですが、いつも6回の授業で曲を演奏できるまでになるのが驚きです。今年も意欲に溢れた学生さんたちが履修してくれて、最後の授業が終わるころには、もっと吹きたい!楽器を買いたい!などと言ってくれて、フルーティストとして涙が出るほど嬉しかったです。

今の時代、学校の先生になりたいと思うのは本当に素晴らしいなと感心します。みなさんの好奇心と向上心があればきっといい先生になれるはず。心から応援しています。


12月は、来年または再来年のプロジェクトの打ち合わせが毎週のように入り、準備や切り替えに忙しないながらも、次の挑戦に向けてワクワクする気持ちをいただきました。

その中には、実現するものもそうでないものもきっとあるのだろうと思いますが、旅行に行くのも、旅行の準備をしているときが一番心躍るといわれるように、モチヴェーションを上げてくれるお話をいただけるだけでもとても有り難いものです。

全ては機が巡り、実るタイミングになれば自然と実現できるのでしょう。そのために私ができることは日々音楽に向き合い、精一杯精進するのみです。


クリスマスの時期は、静岡県大にて、オリエント文化論の集中講義を受講してきました。通年の文化人類学と合わせて、来年度からの仕事のための知識の獲得として申し込んだ次第です。講師の青木健先生の知見の深さに、3日間メモを走らせる手が止まらず、その道の第一線でご活躍されている研究者の頭の中は一体どうなっているのかと驚愕の思いでした。

講義は少人数制で、こちらの興味に合わせたきめ細やかなご講義をしてくださり、オリエントの音楽や、シルクロードの歌舞などにも言及くださいました。

以前からの疑問についても先生と意見を交わす中でヒントを与えていただいたりと、大きな刺激と学びをいただきました。


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こうして書いて可視化してみると、改めて、さまざまなことをした一年だったなと思います。年の前半ではカンボジアでのリサイタルや学会発表なども、今年初めてさせていただいたことでした。

ことあるごとに感じるのが、私はつくづく人に恵まれているなということです。自分よりも明らかに人格や人間性の高い方々に、叱咤激励していただきながら伴走くださったり、温かな励ましを与えてくださったり、音楽を共にしてくださったり。

今後も自分にできることを問いながら、そのご恩に報いることのできるよう精進いたします。


今年の仕事としては、28日の大学の生徒のレッスンで仕事納めとなりましたが、来年度の準備のため、年末年始も机に向かう日々となりそうです。

ワーカーホリック気味の私にとっては、それもまた楽しく充実した日々ですが、祖母を見送った今年、残された家族との時間も大切にしながら年末年始を過ごしたいと思います。


このブログをお読みくださるみなさまとも、来年どこかでお会いできますことを楽しみにしています。

来たる一年が、みなさまにとって希望に満ちたものになりますように。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。





 
 
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