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6月のこと&公開講義のお知らせ

6月は新しい出会いと懐かしい出会いに恵まれた月でした。

振り返る間もなく色々と追われている日々ですが、出会ってくださったみなさまへの感謝として書き残しておきたいと思います。


周りの人たちから教えられ、学び、成長させてもらえること。年月の積み重ねのおかげで、表面的な関係性ではない、人のもっと奥深い部分まで見えるようになること、見てもらえるようになること。

そんなことを考えていたら、「人は人によりてのみ人となり得べし」という言葉が思い浮かびました。どんな人と出会うかで自分が決まっていくなら、間違いなく私は人に恵まれてきたと思います。


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来週7月3日には、自分の世界を広げてくれたカンボジアでの経験を、静岡県立大学にて講義させていただきます。

一般の方の聴講も可能としてくださいましたので、平日朝ですが、ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

藝大の芸術学の大先輩であり、名誉教授の立田先生がご講義をされている「舞台芸術」の授業枠をいただいての講義で、私なぞに先生のような素晴らしい講義ができる自信は全くありません。

ですが、いつも県大にお呼びくださることについては、学生さんたちに、どう生きて行くかということの私なりの考えを、経験を踏まえてお伝えすることを求められているのだな、と理解しています。


今回のカンボジアでは、人々の生活、人と音の関係性、音の感受性、耳の開かれ方、価値観、環境創造への意識などにおいて、自分の狭い世界を開かされる経験をした滞在でした。


自分でもまだ消化できていない感情を、水中から砂を掬い上げるように少しずつ手に取り確かめる作業をしている最中ですが、何か結論を導き出して綺麗に纏めるよりはむしろ、今の未消化で生のままを見てもらい、それぞれの心で受け止め考えていってもらえるような時間となればいいなと思います。


それから、「舞台芸術」の授業枠なので演奏もいたします。まだまだバッハを勉強しなさいという天からの恩師の声が聞こえた気がして、バッハとピアソラを吹きます。


6月9日の金昌国先生追悼演奏会で響いたフルートオーケストラはまさに、音に拘っていらした先生の教えを受け継いだ音でした。諸先輩・後輩たちの美しい音色を間近で聴いて、素晴らしい環境で学んだことに感謝が溢れました。

そんな音を私もしっかりと受け継いでいけるように、もっともっと腕を磨き精進します。








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