静岡市歴史博物館が1月13日にグランドオープンします。
こちらにて、開館記念式典での演奏と、オープニングイベントの一つとして、館内での演奏に加えて、館長との歴史トークもさせていただけることになりました。
オープニングイベントを企画されたのは静岡市まちは劇場推進課のスーパー公務員、多々良典秀さん。
なぜ歴史に関するトークまで門外漢の私にお声をかけてくださったのだろうと思っていたら、以前に多々良さんとしたお話がきっかけだったそうです。
以下、ちょっと長いですがお読みいただけましたら嬉しいです。
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私は生まれ育った町内に今もまた戻り住んでいるのですが、市内では知る人ぞ知る同じ苗字の家が集まっている地域。
母方の苗字なので古川ではありませんが、実家の隣りの祖父母の家と、そのまたお隣りの本家も周りと同じ苗字です。
今でこそマンションも多くなって転入者も増えましたが、昔はどこを歩いても同じ表札で、大元を辿れば同じ一族ではありますが、幼少期は「これはきっと町内みな親戚なのだろう、悪いことはできないなあ」なんて思いながら過ごしていました。
祖父母からこの辺りの昔の光景や家の歴史を聞いて育ち、かなり強い愛着をこの町に持っているのですが、いつぞやそんな話を多々良さんに熱く語ったようで、そのことを覚えていてくださり今回の運びとなりました!
なんとありがたい。これはもう町内を勝手に代表して頑張るしかありません。
それから、トークをご一緒させていただくのは館長の中村羊一郎先生。
先日の打ち合わせの時に頂戴しましたご著書「ふるさとの記憶」が素晴らしく、古今の人々を見つめるあたたかな眼差しに涙ぐみながら拝読していますが、ご経歴を見てびっくり。父の大学の数年先輩で同じ専攻だったということがわかりました。
否が応でも気合いが入ります。が、あくまでもメインは中村館長の歴史博物館のお話なので、私は横でフンフンと熱気をほとばしらせながら聞いていることと思います。
演奏は、フルートと和笛のソロを。SANAA設計の素敵な館内空間はとてもよく響いて気持ちいいです。これもまたちょっとびっくりするような場所で吹かせていただきます。
またとない機会をいただき、こうして書いていても興奮高まり暑苦しい文章になってしまっていますが、静岡の過去と未来を語る場をぜひご一緒してくださいましたら嬉しいです。
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静岡市歴史博物館
はじまりの日 - 未来への種をまく -
歴史トーク「歴博から静岡の未来を語る」
1月13日(金)15:00より 歴史博物館1F 入場無料
チラシはこちら
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