静岡市まちは劇場パフォーミングアーツ発信事業として、プロの制作・撮影とチームを組んでF Progectの名前で制作した「Breeze of Shizuoka~music by Claude Debussy」が静岡市のサイトに掲載されました。本サイトMedia&Articleからもご覧になれます。
コロナ禍で、人々に元気や癒しを与えるもの、また、静岡市の魅力を伝えるもの、という事業趣旨に基づき、私が思う静岡のおすすめの場所で撮影しました。撮影場所は順に、
静岡浅間神社http://www.shizuokasengen.net/index.html
神部神社・浅間神社及び大歳御祖神社の三社を総称して静岡浅間神社、通称おせんげんさまと呼ばれる。崇神天皇の御代、約2100年前に神部神社が鎮座され、醍醐天皇の勅願により901年、富士山本宮より浅間神社が分祀された。平安時代には駿河国総社となり、この地方最古の神社。社殿群はいずれも漆塗りの極彩色。
明治のトンネルhttps://www.surugawan.net/guide/15.html
静岡市と岡部町の境、伊勢物語の蔦の細道で知られる宇津谷峠にある。明治時代、1876年に造られ、現役のトンネルとして日本初の国の登録有形文化財に指定される。煉瓦造りの風情あるトンネル。
静岡市役所本館ロビー・あおい塔https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_004890.html
昭和9年に建てられ、国登録有形文化財に指定される。随所にスペイン風の意匠が施され、あおい塔はイスラム寺院のドームを思わせる。見学は随時可能で塔に登ることもできる。現在医療従事者に感謝の意を示すブルーライトアップを施している。ライトの色は246色あり、各種啓蒙週間等に合わせてさまざまな色でライトアップされる。
浮月楼https://fugetsuro.co.jp/about/
第15代将軍徳川慶喜が大政奉還後に居住した屋敷跡。現在は料亭・結婚式場となっている。池泉回遊式の美しい日本庭園には慶喜お手植えの台湾竹などがあり、歴史を物語っている。
しずおか里山体験学習施設 遊木の森http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-020/mori/yukinomori/nakanihondaira.html
静岡駅から車で30分ほど走った日本平の中腹にある森。木登り、山菜採り、昆虫採集など、一年を通して里山や森林と触れ合う楽しさを体験できる。随時イベントを開催。
鉄舟寺https://www.surugawan.net/guide/861.html
もとは久能寺といい、1300年前に国主久能忠仁によって建立。奈良時代に行基が伽藍を整備した。江戸時代には徳川の比護を受け栄えたが、明治になり衰退し、山岡鉄舟により再興、鉄舟寺と改められる。源義経遺愛と伝えられる「薄墨の笛」など、鎌倉時代以後の貴重なる文献や、仏像、仏画、納経什器等数々の宝物が収められている。
他にも世界文化遺産の三保の松原や富士山、静岡の山間地「オクシズ」の井川の風景なども収められています。
この他にも紹介したい静岡の素敵な場所はまだまだたくさんありますが、状況が落ち着いたら静岡に来たいと思っていただけるような動画に、静岡の人にとっては地元の魅力を再発見できるような動画になっていれば嬉しいです。
それにしても、撮影で関わった方々全ての優しく温かいこと。静岡の素晴らしさは人々の心でもあることを実感した次第でした。
演奏は篠笛の即興と、ドビュッシーの〈月の光〉と〈行列〉のフルート四重奏版を一人多重録音で。映像制作・録音・撮影は株式会社クラフトの山田英貴さん、洋揮さんご兄弟に大変お世話になりました。
動画の紹介文も合わせて、ぜひご覧ください。
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