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一日講座「フルートと旅する音楽紀行」

今年は年始から、静岡大学のオンラインゲスト講義(コンテンツ作成にとてつもない時間がかかります。講義系の先生の御苦労たるや‥)、文化庁助成報告書作成、アーツカウンシル収録、そして今月はフルート協会のZoomウェビナー開催担当、とデスクワークが続きました。

演奏のお仕事はまん防のため立て続けにキャンセルで、致し方ないですが本当に残念です。

これからいただいているご依頼、どうか無事に開催されますように。

そのうちの一つ、3月19日(土)に、「フルートと旅する音楽紀行」と題した演奏付き講演をさせていただきます。


SBS学苑にお呼びいただけるのは1昨年に続いて2回目で、前回はイタリアに限定してイタリアの音楽の歴史や、受けたマスタークラスやコンクールのことなどをメインにしましたが、今回は国を限定せず、これまでに訪れた国のなかから心に残った場所や出来事をお話ししていきたいと思います。

特にコロナ直前に行ったカンボジアのことは静岡では初出なので、聞いていただけることが楽しみです。


どの分野でも同じかと思いますが、仕事として海外に行くときには空き時間が少なく、何も観光できずに帰国したり、そもそも演奏以外のことに気持ちが向くほどの余裕がない状態でもあるので、もっと時間に余裕があって感性もずっと柔らかかった留学中のことを入れるのもいいかな、、などと、古い写真を引っ張り出しながら記憶をたどり思い巡らしています。

いまこの状況だから、スメタナホールで聴いた演奏のことや、チェコの人々にとっての自国の音楽の意味など、みなさまとシェアしてもいいかもしれないな。


観光ではなかなか足を運ばないような素敵な場所や、コンサートのチケットの取り方、配車アプリや海外SIMなどの情報も入れながら、やはり何といっても人々についてお話ししたいと思っています。

決して偉そうに話せるほどの経験はありませんが、音楽を通して見る世界をご覧になっていただけたらと思います。


最近出会った素敵な言葉。

「いわゆる「カルチャーショック」を受けるのは、「歴史」や「報道」の客観的な「事実」によるのではなく、その時、その場で暮らしている人の「感情」にぶつかったことによる。」

(「インド・ネパール旅の絵本-甦る楽園と地獄-」清水潔著)


人々の感情にぶつかることができるのが、旅の一番の醍醐味なのかもしれません。

建物や食べ物、文化も、そこに住む人たちの心の蓄積が目に見える形になったものでもありますしね。

その生々しさにぶつかることが旅であり、生きるということなのでしょうか。


感染状況は相変わらず厳しいですが、各国少しずつ門戸を広げてきていますね。

次に海外に行ける機会にはこれをしよう、あれをしよう、と、心踊る時間をご一緒できることを楽しみにしています。


お申し込みはこちらまで。

SBS学苑パルシェ校 054-253-1221