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チェンバロとのコンサート

Concert for the first time in 7 months..!


実に7ヶ月ぶりの、コロナ以来初めての人前での本番は、チェンバロの戸崎廣乃さんのコンサートのゲスト出演でした。

出演のお話を頂戴した時にはまさかこのような状況になるとは想像もつきませんでしたが、まだ不安の残るなか、開催に向けてご尽力くださいました廣乃さん、御関係者さま、十全な対策をしてくださったホールの方々、そして聴きにいらしてくださいました友の会のみなさま、本当にありがとうございました。


演者のみなさまは同じ状況と思いますが、ここまでブランクが続いたのは初めてのことで、感覚を取り戻しながら、心技体全て、今自分ができるベストを突き詰めていくことの難しさを感じながらも、音楽とともに生きることの幸せを噛みしめた時間となりました。


プログラムは主にバロックと、それ以外にも、フルートソロで武満のエアや、イベールの間奏曲をチェンバロと演奏しました。オリジナルのフルート&ギターの組み合わせとはまた違う素敵な響きで、古楽器としっくりくるのは驚きでした。アンコールのジムノペディでのチェンバロの響きもとても美しく、フランス近代ものとチェンバロは実はとても相性がいいのかも、という発見がありました。

バロックももっと勉強させていただきたいし、また色々なレパートリーでご一緒できたら嬉しいです。


今回演奏したルクレールやマレが生きた17世紀フランスは、ペストの第2流行期で多くの犠牲者が出た時代。

生きることに懸命であった時代の、抗えない運命への悲しみのなかでも生命の躍動の喜びに満ちた音楽を吹くことで、これからを生きる大きな勇気をもらった気がしました。