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カンボジアでの音楽教育

更新日:2020年5月26日

カンボジア、ドンボスコスクール。

時には朝8時から夜10時まで、小学生、中学生、音楽の教師、音楽以外の教師、これから教師になる教職生に音楽の授業とレッスン、空き時間は常にミーティング。

今回は江口さんが一緒に来て下さったので、お帰りになるまでは主に歌のレッスンをお願いし、私はアシスタントや通訳、運営陣や現地の教育関係者へのインタビューなど。

もちろんリコーダーも教え、歌とリコーダー以外の授業デモンストレーションも。帰国後もオンラインで教師への指導が続いています。


江口さんは私のこの活動に賛同してくださり、様々な面で助けてくださいました。前回に課題となっていた歌のレッスンをプロのオペラ歌手にお願いできたこと、リコーダーを300本近くも集めて持ってきてくださったこと、写真撮影や記録を取ってくださったこと、そして、何か問題に直面した時に意見を出し合い解決に向けて一緒に考えられること。一人ではどうしても独善的に考えてしまう恐れを防いでくれることは何よりもありがたいことでした。


今回の訪問は、現地からのリクエスト、教育状況、そしてカンボジア全体の音楽事情について前回よりもっとぐっと深く理解することができて、これからの長期的な教育に向けての大きなステップとなりました。

考えることは、現地のニーズを最優先すること、日本の教育方法を押しつけないこと、しかし提案する引き出しはできる限り多く持つこと、プロの音楽家としての広い視野を保つこと、教育内容を最終的に決めるのはカンボジアの人に委ねること、依存関係を決して作り出してはいけないこと。


今回もまたたくさんの課題が見つかりましたが、それも前に進んでいる証拠と思い、次回に向けての展開を考えていきたいと思います。何よりもシスター達の子どもたちへの無償の愛情や、子どもたちの無垢な心にエネルギーをたくさんもらって帰ってきました。