10月2日(日)森町文化会館ミキホール「フルート・二胡・ピアノで巡る世界音楽紀行」、温かなお客さまに囲まれて終演いたしました。
森町天宮神社の舞楽でお世話になっている村松館長の発案で、一年前から動き出したこの公演。
ホール主催ですが、舞楽の音楽を入れ込んでほしいというリクエスト以外、企画構成・演出・司会演奏など舞台上のことは全て任され、会館、舞台スタッフさん、共演のお二人と打ち合わせを重ねました。
当日は、舞台の外では、館長はじめ会館のみなさまやボランティアのみなさまの温かなお出迎えやサポートのおかげで、また舞台の上では、照明さん、舞台さん、そして共演の鈴木さんとおともの素晴らしいお力のおかげで、終演後のお見送り時にはたくさんのお客さまから喜びのお声を頂戴いたしました。
なかには涙ぐむ方もいらっしゃり、感激しております。
静岡県内は先の台風で大きな被害を受けました。私の住む地域も停電し、近所は床上浸水も多く、お隣りの清水区では何日もの断水と、日常生活がままならない状態が続きました。
今回の奏者はみな静岡県出身。この大変な状況のなかお越しくださった方々に少しでも日々の栄養となればと、静岡へのエールを込めて演奏させていただきました。
アンケートご回答数は大ホールとはいえ驚きの300枚弱!なんとありがたい…じっくり拝見するのが楽しみです。
お世話になりましたみなさま、いらしてくださいましたみなさま、本当にありがとうございました!
二胡、ピアノとのトリオはオリジナルの楽譜がなく、使えそうな楽譜の選定や音出ししてみてからの編曲作業など、通常のトリオの楽器編成よりも労力がかかりますが、少しずつレパートリーが増えてきていますのでまたどこかで再演できる機会があるといいなと思います。
さて、演奏会翌日からは次の本番の準備です。
秋の演奏シーズン、まだまだコロナ前とはいきませんが、以前よりは演奏機会が戻ってきました。
これからの出演情報はスケジュールページとブログでもご案内します。みなさまと会場でお会いできますように。
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